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P板.comに発注しました

今、研究室の研究テーマでロボットの制御を行っています。

現行のシステムでは、駆動にACサーボモーターを使っており、
PC(Linux) > D/Aボード(アナログ出力) > (アナログ入力)ACサーボモータードライバー > ACサーボモーター
という流れで構成されています。
しかし、これらの各部分それぞれに市販のものを使うと、システム全体が巨大化します。
現に、今のシステムは机1個分くらいあります

以前から研究室では、これらについて『マイコンを使って小型化したい』等々のいろいろな要求が有ったそうで、大学院に入院してからこの話を聞いて、私は運命を感じましたgoodなにせマイコン大好きですからw
現在はデスクトップPCにA/D・D/Aボードやカウンターボードなどを搭載していますが、新システムではこれらの機能を独立した下位のコントローラーに移し、カスケード制御を行います。

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…ということで、どうせだったら必要な機能をひとつにまとめた下位のコントローラーを自作しました。(→私の得意分野に持ち込んでみました(笑))
これが完成すると、システム構成が
Note PC(Linux) > 制御基板 > DCサーボモーター
といった風にシンプルになります。
モータードライバー(8ch)、A/D(8ch)、カウンタ(8ch)、USBインターフェース(1ch)、SRAM(4MB)、SH7144マイコンを1枚の基板に搭載したモーションコントローラーを作りました。
このような要求を満たすボードは、私の調査の限りでは、市販品で存在しません。

Masterboard

これが完成すると制御ユニットのサイズがおそらく
机1つ分(現行) → 大き目のお弁当箱+ノートパソコン(新)
とかなり小さくなります。

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基板はEAGLE 5.6.0で設計を行い、P板.comに発注しました。
先日基板が納期どおりに届き、今は少しずつ組み立てて要素の動作確認を行っているところです。

発注仕様は、ガラエポ両面基板で、スルーホールは0.15mm径(※特注)、最小パターン間隔は0.127mmとしました。
費用は特注でかさんで、100mm×80mmサイズ5枚で63000円でした。
で基板発注の練習が出来てとってもうれしいwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

基板は高価ではありましたが、発注後すぐに電話でパターンミス(異なる信号線の交差)の疑いをがあることをわざわざ教えてくてくれるなど、サポートは非常に手厚かったです。
("疑い"は結局思い過ごしでしたがw)
 

先日届いた基板の仕上がりですが、さすが国内メーカー。
一言で言うと、美しい
シルクパターンのズレは無いし、ランドやパッドの上にあるシルクデータはうまく削除して製作しているなど細かい気配りがあります。(※ランドやパッドの上にシルクがあると、半田付けできないし…)
また、ショート・導通テストは全数行われており、信頼性があります。

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この制御基板を早く完成させて、どんどん研究を前進させたいなぁ。
この基板自身はあくまで目的達成に必要な『道具』であって、基板を製作したことはあんまり論文にならないんですよねcatface

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コメント

おれも基板外注してみたな~

研究室で作りたい基板があるんだが、光学系と真空装置に組み立てに時間をとられて、なかなかそこまで進まないbearing

>基板を製作したことはあんまり論文にならないんですよね
分かりますw
あくまで実験を円滑に進めるツールであって、新しいことではないんですよね~

投稿: ブラザー | 2010年1月12日 (火) 13時14分

基板外注は思ったよりは簡単だったよ。
EAGLEでデータ作ってCAMで変換するだけだし。(細かい注意点は有るけど…w)


君も忙しそうだなぁ。

投稿: さとぅー | 2010年1月16日 (土) 03時41分

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